2007年10月29日

FX:スワップ狙いの通貨ペア注意点

FXは、値動きによる損益を狙うのが王道であるとは言えやはり、長期投資を考えた場合スワップポイントが大きな魅力である事は事実です。ゼロに限りなく近い日本円に比べて、外貨にはかなりの高金利が付く通貨があります。そうした高金利通貨を買って低金利の円などを売る取引は1990年代からヘッジファンドなど海外の大口投資家が活発に行うようになりました。日本でも外貨預金でニュージーランドドル預金が人気を集めたりと高金利通貨に対する投資は注目を集め、外国為替証拠金取引(FX)においてもニュージーランドドルをはじめとして、イギリスポンドや、オーストラリアドルといった高金利通貨買い・円売りの取り引きは人気のポジションです。

しかし、前回もお話ししましたように、値動きのリスクには注意が必要です。高金利で人気のポンドは、年間の値幅が30円以上ある事も珍しくなく、過去に50円以上動いた事もあり、スワップポイントをはるかに超える損失が出る可能性があると言う事です。そしてスワップポイントは金利差により生じるもので、高金利通貨が利下げしたり低金利通貨が利上げしたり金利が変化すれば、金利差を受け取る立場から支払う立場に逆転する可能性もあります。また人気の過熱する通貨にも注意が必要です。ここへきて人気のニュージランドドルも少し下げています。これには、世界的に金利が下っていると言う事もあるでしょうが、景気がそれほど良くないのにもかかわらず高金利という言葉に反応した投資家の過熱によって買われ過ぎていたのが落ち着き初めているのでしょう。

また、値動きに関してみてみると、高金利通貨は人気が出て買いやすいために、上昇するのでは?という期待をしてしまいがちですが、そういう図式には必ずしも当てはまりません。金利が高い国は、それだけ物価も上がるものです。歴史的にも、高金利がすなわち恒久的な通貨高という図式にあはなっておらず、どちらかと言うと売られ気味である事も忘れずに意識する必要があります。

高金利通貨でも、それだけで安易に選ぶことは思わぬ損を生みかねませんので、注意しましょう。


posted by Bw/M3 at 17:12| ホノルル ☀| FXで儲ける基本姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。