2007年10月18日

FXで儲けていくために必要な要素−2

FXで儲けていく3つの要素のうち今日は2、先の動きを予測する分析力についてお話します。

FXの取り引きで儲ける為に、取引に関する知識をしっかりと理解したら、次は実際の取引における相場の動きを予測して行くための「分析能力」が必要になってきます。市場の動きを予測するには、「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」という2つの大きな分析法がものを言います。どちらかだけの分析に偏る投資家も見られますが、本来は状況に応じてこの2つの分析法の両方を、状況に応じて生かす事が重要です。

まずは、「ファンダメンタル分析」です。為替レートを決定するものは各国の通貨の需給で、需給を生みだす要素は、貿易や投資、旅行など数多くあります。これらの状況を把握・分析し、その状況が引き起こす変化を予測する事で為替市場における各国通貨の需給の変化を見極めるのが「ファンダメンタル分析」です。身近な例で「ファンダメンタル分析」をしてみましょう。例えばゴールデンウィークのように日本特特有で、しかもたくさんの人が海外へ出かけるという状況では、「海外旅行の為にたくさんの人が両替をする。と言う事は、外国の通貨がたくさん買われて、円がたくさん売られる(円売り、外貨買いが進む)。」と考えを働かせることもファンダメンタル分析です。または、アメリカのクリスマス商戦が活発だったというニュースを聞けば「アメリカの景気が上場なんだな」と、ドル買いを意識してみるのも、ファンダメンタル分析です。こうした身近な要素から、また世界各国の要人の発言や情勢、はたまた天候など様々事象や現象が為替相場に及ぼす影響を考えていくのが「ファンダメンタル分析」なのです。

とは言え、世界中のすべての事象について確認する事は不可能ですから、主に為替市場と関係しそうな項目に注目していきます。基本的には各国の景気や金利の動向が主な要素で、世界規模のニュース、大統領選、経済市場の発表、各国の中央銀行の要人の発言などに意識を向けて、状況の変化や今後の変化の兆しを分析していきます。具体的にどのような指標やニュースに注目すべきなのかは、また日を改めてお話します。

ファンダメンタル分析の利点は、相場のトレンド(流れ・傾向)を生みだしている材料をはっきりと認識することで、その状況の変化に対応しやすくなり、指標やニュースはその材料が出た直後に大きな値動きをもたらす可能性が高いのですが、そういう変化に機敏に反応できる事、そしてその変化が短期的なものであったとしても対処できる点です。しかし限界もあります。情報の入手スピードで考えると、プロのディーラーは銀行のディーリングルームでロイターやブルームバーグといった通信社から送られてくる世界中の情報を一足早く知ることができますが一般の個人投資家はその後に、ニュースで確認することになり、やはり不利です。最近ではインターネットで、取引に必要な情報が一般に公開されているものも充実してきていますが、とは言え情報が入手出来たからといえ、それですべてが決まるわけではありませんし、ファンダメンタル分析の大きな材料の一つである経済指標でさえ、発表と実際の景気状況との間にタイムラグが生じてしまうため十分ではありません。

次に、「テクニカル分析」です。テクニカル分析は、チャートを元に過去の値動きから今後の展開を予測すると言うものです。値動きだけを機械的に表したものがチャートですが、その大本にあるのは人が為替取引を行ったという行為があるわけで、人は同じような行動を繰り返すという事を前提に過去に似たような場面があれば、その後の展開も似たようなものになる、と言うのが基本的な考え方です。テクニカル分析には、ファンダメンタル分析と違って経済の知識や情報が全く必要ありません。テクニカル分析では、ファンダメンタルな要素は値動きにすべて織り込まれているとして、過去のチャートからパターンを研究して今後に備えると言うものです。情報入手のスピードには、専用端末などを備えたプロの投資家と一般の個人投資家には差が出てしまいますが、値動きの情報は一般の人でも簡単に手に入れる事ができますので、最終的には個々の分析能力の差が勝率の差になります。ただ、テクニカル分析の限界は、歴史は繰り返すとは言え、全く同じく繰り返す訳ではないと言う事と、滅多にない状況が起こった時や、突発的なニュースなどには対処が遅くなるなど難しくなると言う点です。

テクニカル分析には、大きく分けて2つのパターンがあり、「トレンド系」と「オシレータ系」に分かれます。「トレンド系」は市場の大まかな流れを見極めるもので、相場は上昇や下降するときに、一方向に進むのではなく細かい上下を繰り返しながらしばらくたってみると上がっていたり、下がっていたりという大きなトレンド(流れ・傾向)を形作ります。あまり値動きを細かく追い過ぎると、どちらに向かっているのか判らなくなってしまうので、動きを平準化したりして大きな流れを掴み方向性を探るのが「トレンド系」のテクニカル分析です。代表的なものには、「一目均衡表」や「移動平均線」「トレンドライン分析」などがあります。一方「オシレータ系」は、そのトレンドの強さ・加熱度を計るものです。トレンドに乗って投資をする事が取引の基本ですが、そのトレンドもいつかは終わり反転します。そういったトレンドの変化の兆しを敏感に察知していくのが「オシレータ系」のテクニカル分析です。代表的なものには「MACD」などがあります。

どちらか一方のテクニカル分析だけで十分なわけではないので、自分の投資スタイルに合わせて、例えば、「トレンド系」テクニカル分析でポジションを立て、「オシレータ系」テクニカル分析で決済のタイミングを計るなどと言う様に、テクニカル分析の組み合わせを柔軟に取引に生かす事が大切です。


posted by Bw/M3 at 17:35| ホノルル ☀| FXで儲ける基本姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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