2007年09月18日

FX:証拠金−5万円で100万円以上の取り引きができると言う事

例えば10000ドルの外貨預金をするためには、1ドル115円としたら、115円×10000で、115万円を支払いドルを買う必要があると考えるのが普通ですが、FXでは5万円程度の資金を証拠金として預けることによって、1万ドルの取り引きが可能です。


証拠金は担保であると、前の記事で書いたように、これは115万円を取引業者から借りて、借りた担保としてはじめに預けた5万円が使われるという考え方をすると理解しやすいと思います。

ちなみに、この様にドルを買ってその分の日本円を借りている状態の事を「ドル円の買いポジションを待つ」と言います。

もしも、ここで1万ドルの買いポジションを待った後に、1ドル115円だったのに114円に下がってしまったとして、はじめに115万円を借りたのに対して持っているドルの価値は114万円しか無くなってしまったことになります。が、しかし、5万円を担保として預けているので1万円の損失があっても取引が続けられるという風になります。
損失が、取引会社によって設定された「最低限維持されないといけない証拠金の額」を割り込むまで取引は可能です。

どこまではじめに証拠金が必要であるか、また、どこまで損失を許すかという範囲は取引会社によって異なります。


たとえば、5万円証拠金として預け、最低限維持しないといけない証拠金の額が、その取引業者では2万円とすると、
先ほどの例のように1ドル115円の時に10000ドル買ったとして、後に112円までドルが下がってしまったとしたら、損失額(評価損)は3万円です。その3万円は証拠金(担保)から支払われ、証拠金の残りは最低限維持しなくてはならない証拠金の額と同じ2万円になります。

こうなると、もう1円も、いや一銭でも損失することは許されないので、1銭でもレートが下がると強制的に決済されて損失が確定します。


強制決済されるので、大きな損失は出ないという事になります。



この例では、買いから取引に入りましたが、逆に売りから入る場合も同じです。

1ドル115円の時に、取引業者から1万ドルを借りてそれを売り、115万円を受け取ります。この場合は「ドル円で1万ドルの売りポジションを待つ」と言います。次に1ドルが114円になったときに1万ドルを買って114万円を支払います。借りていた分の1万ドルは買い戻して差し引きゼロ。はじめに115万円を受け取って114万円を支払ったので差し引き1万円の儲けがあったことになります。
この場合は、116円になると1万円の損失が出るわけですが、その時のための証拠金(担保)を預けていたので、大丈夫なのです。

円と関係ない、ユーロドルの取り引きでも同じように考え、5万円の証拠金を預け、1ユーロ1.2ドルの時に1万ユーロ買ったとします(ユーロドルで1万ユーロの買いポジション)。その時に必要な売買代金1万2千ドルを取引業者から借りて1万ユーロを受け取ります。その後、1ユーロ1.19ドルになってしまうと、かった1万ユーロの価値は1万1900ドルしかありませんので、この時の評価損の100ドルを円の価値に直した1万1500円を証拠金という担保から支払うという形になります。


ラベル:証拠金 FX ドル
posted by Bw/M3 at 16:30| ホノルル ☀| FXの仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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